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デルタ4、4基目のWGS衛星を打上げ
Image credit: ULA[写真拡大]
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社(ULA)はアメリカ東部標準時間1月19日19時38分(日本時間1月20日9時38分)、アメリカ空軍の4基目の「ワイドバンド・グローバル・サットコム通信衛星(WGS-4)」を載せたデルタロケット(デルタIV)を、ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約40分後、「WGS-4」が所定の軌道に投入され、打ち上げが成功した。
「私たちはアメリカ空軍と今回の打ち上げを成功させたことに誇りに思っています。WGS-4は陸軍、海軍、空軍などに重要な情報を提供するでしょう」
今回の打ち上げ成功を受け、ULA社のジム・スポンニック(Jim Sponnick)副社長はこのように述べた。
「WGS-4」はボーイング社が衛星バス「ボーイング702」を元に開発・製造した通信衛星で、これまでアメリカ国防総省の通信衛星の中で、最も能力が高い。最初の「WGS-1」は2007年10月、2基目の「WGS-2」は2009年4月、3基目の「WGS-3」は2009年12月に打ち上げられ、今回は4基目のWGS衛星である。
WGS衛星は元々計5基打ち上げられる予定だったが、オーストラリア国防総省がこの計画に参加したことにより、合計6基打ち上げることとなった。
なお、打ち上げられたWGS衛星は、XとKuバンドの周波数スペクトルを提供すると共に、アメリカ国防衛星通信網(DSCS)やグローバル・ブロードキャスト・サービス(GBS)の後続衛星となる。
■ULA Delta IV Successfully Launches U.S. Air Force's WGS-4 Satellite
http://www.ulalaunch.com/site/pages/News.shtml#/93/
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