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ソユーズロケット、軍事通信衛星打ち上げ失敗
Image credit: Roscosmos[写真拡大]
ロシア国防省とロシア連邦宇宙局はモスクワ時間12月23日15時8分(日本時間21時8分)、軍事通信衛星「メリディアン(Meridian)」を載せたソユーズロケット(ソユーズ2.1b)をプレセツク宇宙基地から打ち上げたが、軌道に投入できず、打ち上げに失敗した。
発表によると、ソユーズ2.1bの上段エンジンで問題が発生し、衛星は軌道に投入できず、シベリアに墜落したという。失敗した原因についてはまだ分かっておらず、ロシア連邦宇宙局は調査委員会を設置し、原因究明を行う。
ソユーズ2.1bロケットの上段エンジンは「RD-0124」で、ソユーズUロケットとソユーズFGロケットの「RD-0110」とは異なるバージョンで、国際宇宙ステーション(ISS)への輸送は影響ないとみられる。
「メリディアン」はメリディアン衛星コンステレーションの通信衛星で、軍事目的の通信に利用される他、民間の船舶や航空機と地上局との通信を提供し、シベリア北部とロシア極東の衛星通信ネットワークを拡大させる。
メリディアン衛星コンステレーションは、老朽化したモルニヤ衛星コンステレーションに替わる新しい軍事通信システムで、最初の「メリディアン1」は2006年12月に打ち上げられた。
■Космический аппарат ≪Меридиан≫ не выведен на расчетную орбиту
http://www.function.mil.ru/news_page/country/more.htm?id=10860448@egNews
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