【銘柄診断】日成ビルド工業は大納会で底打ちか、来期の業績が今後の焦点に

2012年1月2日 14:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  日成ビルド工業 <1916> は昨年12月13日の高値212円から調整局面に入っていた。ただ、復興関連の新ファンド設定で低位の復興関連株に人気が回る中、大納会で14円高の大陽線を引き、ここで底を入れたものと思われる。

  同社の主力の建設事業はプレハブ工法、ユニット工法、独自の鉄骨パネル工法などの技術を用い、住宅、工場、倉庫、事務所等の建築を行っている。今3月期は震災のプレハブ仮設住宅を大量に受注したほか、下期も仮設の校舎、庁舎、店舗など復興需要が続く見通し。そのため、今2012年3月期は営業利益が32億5000万円と(5億5200万円)と記録的な大幅増益が見込まれ、収益好転が株価をサポートしている。

  ポイントは来2013年3月期の業績動向だが、引き続き復興需要が見込まれるため、それなりに高水準の利益を確保できるものと思われる。売り678万株、買い1328万株と取り組みも厚い。戻り相場を鮮明にしていくパターンも考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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