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【銘柄診断】三菱UFJフィナンシャル・グループは目標価格上げ受け訂正高へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は8月以来続いているもみ合いの下限である320円に接近してきた。
今2012年3月期について純利益を従来の6000億円から9000億円(前期5830億円)に引き上げた。この利益水準は上場企業のなかでダントツ。むしろ儲け過ぎ批判が怖いほどである。それにも関わらずPBR0.5倍、配当利回り3.7%と株価は超割安水準に放置されている。強いて言えば東京電力 <9501> やオリンパス <7733> などの大口融資先で与信費用が発生する可能性があることだろうか。
しかしその一方で、欧州債務問題の深刻化を受けて欧米の金融機関から銀行の貸出資産や業務部門、子会社などの売却の打診が資金余力のある同行などへ殺到している模様で、今後の収益アップへの伏線になりそう。証券会社もここへきて目標価格を引き上げてきた。着実な訂正高が訪れる可能性は強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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