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【銘柄診断】サトウ食品工業は「絆」需要思惑で業績増額・最高純益更新を買い直し3連騰
サトウ食品工業 <2923> は28日、46円高の1746円と3日続伸した。12月9日に発表した第2四半期(2Q)累計業績に続く4月通期業績の上方修正、純利益の3期ぶり過去最高更新を見直し割安株買いが増勢となったもので、年末年始商戦での「絆」需要拡大思惑も後押しをした。
4月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を4億3000万円、純利益を2億7000万円それぞれ引き上げ、純利益は、7億4000万円(前期比58%増)と増益転換し、2009年4月期の過去最高(6億6000万円)を更新する。
2Q累計利益が、テレビCM放映などの販売促進費用増などを生産量増加、生産効率改善・生産コスト低減などでカバーして黒字転換、これに営業外収益の増加、製造原価・販管費の見直しが加わり通期業績を上方修正した。
株価は、値付き難のなか今期第1四半期の赤字縮小業績に反応して年初来高値2030円をつけ、特許権訴訟問題などが重荷になって1700円台での小動きが続いた。正月休暇では包装餅などへの東日本大震災関連の「絆」需要の高まりも予想されるところで、PER11倍台、PBR0.8倍の下げ過ぎ訂正を支援しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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