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【銘柄診断】ラクオリア創薬は赤字幅が悪化、妥当株価模索へ
■最安値目前で反発
ラクオリア創薬 <4579> は28日、16円安の388円まで下げたあと値を戻し31円高の435円まで上げて反発している。前日27日大引け後に今12期業績の下方修正を発表、連続赤字幅を悪化させた。株価は12月20日につけた上場来安値385円目前となっているが買い戻す動きも活発化している。
同社の12月期業績は、今年7月の新規株式公開(IPO)時のレンジ予想を11月に通常予想に変更したが、今回はその予想値を下方修正した。事業収益を6億1800万円、経常利益を4億500万円、純利益を4億400万円それぞれ引き下げ、純利益は、19億1500万円の赤字(前期は13億700万円の赤字)と悪化した。
新薬の開発化合物2個の導出による収益計上を目指し国内製薬会社1社、中国の研究機関1機関と導出契約締結交渉を進めてきたが、今期中に契約締結に至らくなったことから下方修正した。
株価は、7月に公開価格1600円でIPOされ1480円で初値をつけ、1538円をつける場面もあったが、業績低迷が続いて右肩下がりで大きく急落、わずか5カ月間で公開価格の4分の1の最安値まで売られた。なお妥当株価模索が避けられそうもない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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