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【銘柄診断】長谷工コーポレーションは見通し保守的、今期は増額修正が有力
記事提供元:日本インタビュ新聞社
長谷工コーポレーション <1808> は10月6日の44円で底を打ち、出直りを指向し始める足取り。今2012年3月期中間決算は営業利益が101億円と前年同期比7%減となった。ただ、期初の見通し85億円に対しては大きく上振れての着地である。
今3月期通期については売上げは期初の4950億円から5200億円(前期4404億円)へ増額修正したが、営業利益は230億円(同233億円)の見通しを据え置いた。労務不足等による建築コストの上昇懸念があるとしているが、売上げの伸びを見れば、今後増額の方向が有力と思われる。
株価面では直近の信用買い残が5784万株にも達するなど、値ごろ感から個人投資家の関心が強く、下がれば押し目買いが入り、その分なかなか整理が進まないのがネックになっている。ただ、最近の低位仕手株人気化の流れの中で出遅れているのも事実。それなりの見直し人気が回る場面も考えられるところ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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