スズキ、電動スクーター「e-Let's」を来年1月に発売 価格は31万円台から

2011年12月9日 12:19

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電動スクーター「e-Let's」(画像:スズキ)

電動スクーター「e-Let's」(画像:スズキ)[写真拡大]

 スズキは9日、原付一種スクーターの扱いやすさや使い勝手はそのままに、家庭で充電できる着脱式バッテリーを採用して使い勝手を高めた原付一種の電動スクーター「e-Let's」を、2012年1月9日より発売すると発表した。価格は、「e-Let's」が31万2,900円で、「e-Let's W」が39万6,900円。

 「e-Let's」は、エンジンスクーターを利用している人が違和感無く乗り換えられる実用的な電動二輪車の普及を目的とし、低騒音、低振動、排出ガスゼロの原付一種電動スクーターとして開発を進めてきたもの。

 「e-Let's」は、扱いやすく使い勝手の良さで好評の原付一種スクーター「レッツ4バスケット」の車体をベースに、回生充電が可能な高性能インホイールモーターとリチウムイオン電池を組み合わせ、電動スクーターならではの滑らかな加速と軽快な走りに加え、装備重量(専用充電器を除く)を「レッツ4バスケット」に対し2kg軽い車両重量を実現した。

 バッテリーの状態を監視するBMU(バッテリーマネジメントユニット)を内蔵したリチウムイオンバッテリーは、車体から取り外して充電できる着脱式を採用。1回の充電(家庭用100Vで約4時間)で30kmの走行(30km/h定地走行テスト値)を可能とした。

 また、シート下に専用充電器またはスペアバッテリーが収納可能。出かけ先で充電する際の利便性を高めており、また、充電済みバッテリーと替えることで走行距離を延ばすことができるなど、使用用途に合わせた活用ができる。

 なお、「e-Let's」はバッテリー1個に専用充電器を装備した基本仕様に加え、スペアバッテリー1個を追加して行動範囲を広げた「e-Let's W」も設定した。
 

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