リクルート、ユーザー投稿型チケット販売サービス「eventATND」提供開始

　リクルートは2日、米国でソーシャルコマースの成功事例として注目を集めている、ユーザー投稿型チケット販売サービス『eventATND（イベントアテンド）』を本日より提供すると発表した。同サービスはソーシャルメディアとの相性が良く、同社は、ソーシャルネットワークを通じて気軽に個人がイベントを作成・告知できる世界を実現していく。

　『eventATND』は、誰でも参加が可能で、セミナー・講演会、音楽・ライブ、スポーツイベント、飲み会、結婚式2次会などイベント主催者が、イベントページの作成、SNSを使ったプロモーション、参加者の管理、参加費の集金（決済）までウェブ上で一元管理できるサービス。

　具体的には、「イベントページ作成（無料）」で、 フォーマットに必要事項を記入して、ブログ感覚でイベント告知ページを作成できる。動画や画像を活用してカスタマイズが可能で、様々な券種（プレミアム、早割、無料etc) のチケットを作成可能。

　また、イベント告知が無料でできるのも特長。発行された専用イベントURLをメールやFacebook等のSNSにて簡単に送付し、セールスプロモーションができる。『eventATND』のポータルサイトにも無料で掲載できる。

　さらに、電子チケット販売時にウェブ決済機能の利用も可能。その際、代金はイベント終了後、5営業日以内に指定口座に振込みとなる。クレジットカード決済にも対応しており、今後コンビニ決済などを拡充する予定。　

　加えて、イベント参加者の一元管理が可能。来場者リストの出力やスマートフォンアプリによる参加者受付など、出欠管理も簡単に行える。

　リクルートは、『eventATND』により、ユーザーの投稿イベントを促進すると共に、同社の多岐に渡る顧客接点を活かした、「体験レッスン」（学び領域）、「女子会イベント」（美容領域）、「飲み会イベント」（飲食領域）など各種イベントを拡充する予定。なお、12月2日サービス開始時イベント例として、 資格セミナー、アロマ・ネイルレッスンイベントを集めた『eventATND』×『ケイコとマナブ』特設ページを設置した。