【銘柄診断】キャンドゥは究極の内需株買い拡大で上値トライ継続

2011年11月26日 11:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「100円ショップ」の究極の内需株買いの拡大

  キャンドゥ <2698> は25日、900円高の8万6800円と反発し、11月17日につけた年初来高値8万6800円に肉薄した。

  11月10日に発表した10月度の月次売上高速報で、既存直営店の売り上げが連続プラスをキープしたことから、今11月通期業績の再上ぶれ期待を高めて内需株買いが増勢となっており、売り長で逆日歩のつく信用好需給もフォローの材料視されている。

  10月の既存直営店の月次売上高は、前年同月比6.5%増と伸び率を伸ばして3月以来8カ月プラスとなり、全社ベースでも3.6%増と2カ月連続のプラスとなった。

  同社の11月期業績は、7月に上方修正されたが、10月に発表した今期第3四半期(3Q)決算は、純利益が、前年同期比2.3倍増益と大幅続伸して着地し、すでに9カ月実績で上方修正した通期利益を1億6400万円上回った。その後の月次売上高の続伸から、通期純利益4億1600万円(前期比42%増)の再上ぶれ期待を高めている。

  株価は、3Qの好決算を評価して年初来高値をつけ、信用取引規制の強化で高値波乱となった。投資採算的に割安感は小さいが、「100円ショップ」の究極の内需株買いの拡大で上値トライが続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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