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ヤマハ発動機、子会社で顧客情報607件分が漏えい
ヤマハ発動機は23日、同社子会社が管理する顧客情報の一部が外部に漏えいしていたことを、11月22日に確認したと発表した。
今回漏えいを確認した情報は、国内販売子会社であるヤマハ発動機販売株式会社(東京都大田区)が管理するリコールおよび改善対策対象二輪車の顧客情報607件分。具体的には、愛知県・福岡県・鹿児島県の3県に在住している一部の氏名、郵便番号、住所、車種名、車台番号、販売店名が漏えいした。
同社によると、今回の漏えいについては、11月11日に匿名の第三者からFAXで情報提供を受けたことにより、漏えいの可能性を認識し調査を進めていたが、事実を確認するまでに至らなかったという。しかし、そのような中、11月22日に、他の第三者を通じて漏えいに関する情報提供を受け、その事実を確認するに至ったと同社は説明している。漏えいの経緯などについては「現在調査中」とのこと。
同社は、今回の情報漏えいを受け、漏えいした情報に該当する顧客に対して、謝罪と連絡を行うという。なお、現時点では、顧客からの被害報告や不正利用の情報は入っていないという。
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