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【銘柄診断】メディネット今9月期も営業損失が続く、中勢下降トレンド持続へ
メディネット <2370> は震災後6月7日に1991円までの出直りを見せたが、そこからは整理色を強めて延々と下げ11月18日に10500円と3月16日の年初来安値1000円に肉薄、今もなお底値を探る動きを続けている。
前2011年9月期は営業利益が3億300万円の損失(前期3億3400万円)と低調だった。金沢先進医学センターにおける新規治療開始患者数及び治療数が順調に拡大したほか、沖縄県先端医療技術産業化研究事業に参画し売り上げを計上するなど地域中核医療機関等との取り組みは順調に進展。しかしながら、東日本大震災の影響で一時的に新規患者の受け入れを停止していたこと、一般向けプロモーション施策が十分に実施できなかったことが営業損失の要因。
免疫細胞療法総合支援サービスの売上減少などから今2012年9月期についても営業利益は4億円の損失の見込み。格別株価に影響を与える材料も見当たらない。2010年4月の4万8350円から続く長い下降トレンドを覆えすにはまだ時間が必要と思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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