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【銘柄診断】住友ゴムは居心地のいい水準、材料のフォローを待つ動きが続く
記事提供元:日本インタビュ新聞社
住友ゴム <5110> は高値圏で強い動きが続いている。震災後の安値3月15日からの修復はきわめてスピーディで4月後半には震災前の水準を取り戻し、7月20日の1060円までストライドを伸ばした。そこからの調整もごく浅い押し幅にとどまっており、なお上値チャレンジのエネルギーを内包している足取りだ。
今2011年12月期の業績は6月中間決算時に営業利益が期初の290億円から430億円(前期475億7100万円)に大幅に引き上げられた。主力のタイヤ事業は、値上げの浸透や販売本数の増加、特に国内市販用タイヤの伸長が目立った。
海外での旺盛なタイヤ需要を背景にグローバル展開を強化、基本的に増収益路線を歩むことが期待されている。積極的な設備投資を行なってきたタイの工場も今のところ洪水の直接被害の懸念は少ない模様。ただ、自動車業界の減産の動きが当面は懸念されるところ。
株価の現状はPER12倍とそれなりに居心地のいい水準。今期の増額、あるいは2012年12月期の続伸が見通せるなど、材料フォローを待つ動きへ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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