フォルクスワーゲン、コンパクトSUVの新型「ティグアン」発売

2011年11月8日 20:10

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コンパクトSUVの新型「ティグアン」(画像提供:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン)

コンパクトSUVの新型「ティグアン」(画像提供:フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン)[写真拡大]

 フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは8日、コンパクトSUV「ティグアン」をモデルチェンジし、本日より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始すると発表した。価格は389万円(税込)。

 「ティグアン」は、2008年9月にフォルクスワーゲン初のコンパクトSUVとして「ティグアン トラック&フィールド」がデビュー。その後、2009年3月にはより充実した装備とスタイリッシュ&ダイナミックなフロントフェイスを採用した上級グレード「ティグアン スポーツ&スタイル」を、さらに同10月には最上級グレードのドレスアップ仕様「ティグアン R-Line」を追加するなどラインアップを拡充してきた。また2010年9月には、フォルクスワーゲンのSUVとして始めて7速DSGを採用し、燃費性能を20%高めるなど商品力の継続的な強化も行ってきた。

 ティグアンは運転のしやすさや、操縦安定性、4MOTIONが実現するパフォーマンス等が、初めてSUVを選択される人から、大型SUVからのダウンサイズ層にまで、幅広く支持されている。

 今回新たに発売する「ティグアン スポーツ&スタイル」では、フロントデザインを水平基調のシンプルで直線的なラインとLEDポジションランプを配したヘッドライトで形成される、フォルクスワーゲンのデザインランゲージに変更すると共に、インテリアには新色を設定した。

 さらに、パワートレインの2.0TSIエンジンに変更を施し、7kW/9PSの出力向上を図りながら、従来エンジンと同じ11.6km/Lという優れた10・15モード燃費を実現した。また、新型パサートから導入を開始した安全装備である「ドライバー疲労検知システム」(ステアリングホイールへの入力などからドライバーの疲労度を検出して、ドライバーの集中力の低下をアラーム音と表示で警告し休憩を促す)を標準装備し、ロングドライブに伴う居眠り運転等による事故の発生を未然に防ぐ一助とした。

 また、今回の「ティグアン スポーツ&スタイル」をベースに、より充実した装備とスタイリッシュ&ダイナミックな専用の内外装をまとった上級グレード「ティグアンR-Line」を来春に追加設定する。

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