三菱ふそう、欧州市場向け小型トラック「キャンター」をポルトガルで生産開始

2011年10月17日 15:37

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小型トラック 新型「キャンター」(欧州仕様車) (画像提供:三菱ふそうトラック・バス)

小型トラック 新型「キャンター」(欧州仕様車) (画像提供:三菱ふそうトラック・バス)[写真拡大]

 三菱ふそうトラック・バス(以下:MFTBC)は17日、ポルトガルの連結子会社「三菱ふそうトラック・ヨーロッパ(Mitsubishi Fuso Truck Europe Sociedade Europeia de Automoveis, S.A.:MFTE)」のトラマガル工場にて、欧州市場向けの小型トラック、新型「キャンター」の生産を、10月14日に開始したと発表した。今回のポルトガルでの生産開始は、新型「キャンター」として初の海外KD生産となる。

 欧州市場向け新型「キャンター」は、トラマガル工場で生産され、30カ国以上で販売される予定。また、金額ベースで約50%以上の主要部品(エンジン、アクスル、サスペンション、ブレーキ、タイヤ等)を、欧州各地のサプライヤーから調達している。

 MFTEトラマガル工場における「キャンター」の生産は、1980年に開始し、累計約16万台を欧州各国に販売している。MFTBCは、今後も新型「キャンター」を、欧州をはじめとする主要海外市場に展開する予定。2012年末までに40カ国以上の新規市場導入を予定している。

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