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【銘柄診断】カービューはまだ株価先行の相場、反転相場へは評価材料が乏しい
カービュー <2155> は4月20日に17万9000円と震災前の水準をはるかに凌駕する人気相場を示現した。震災に伴い新車の生産が急減、被災地などで中古車への需要が高まったため、思惑買いが高まったことが背景。
しかし、前2011年3月期決算において営業利益が従来予想の8億円に届かず6億6200万円(前々期6億1700万円)に留まったことが失望人気を誘い、5月26日に12万2500円へ急激な下げを余儀なくされた。
その後のリバウンドを経て、7月26日に今2012年3月期第1四半期の業績を発表。売上げ12億3500万円(前年同期比4.5%増)、営業利益1億6300万円(同5.4%増)の好業績となった。
第1四半期としては売上げ、営業利益とも過去最高を記録、売上げ総利益率、営業利益率などの収益率も過去最高を記録する素晴らしいものであった。
ただ、それが見直し買いを誘うことなく、市場では売り場提供と捕らえられたかたち。先行していた株価にキャッチアップするほどの収益水準ではないと判断されていることになり、反転相場への手掛かりが見つからない状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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