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三菱自動車、マレーシア最大の自動車メーカープロトン社と協業拡大
三菱自動車は15日、マレーシア最大の自動車メーカーである「PROTON Holdings Berhad(以下、プロトン社)と、協業関係のさらなる強化・拡大に向けて協議入りしていることを発表した。
両社は、市場競争力の強化を視野に、協業によりシナジー効果が見込める分野について、2010年後半から共同して検証を進めてきた。
現在、両社間で検討されている協業プロジェクトは、「マレーシアでのエンジン共同生産」、「三菱自動車向け車両のプロトン社での生産」、「三菱自動車が来年3月にタイを皮切りに世界展開を図る『グローバルスモール』と、プロトン社新型小型車の主要コンポーネントの共用化」、「EV/PHEVなどの将来技術の供与」。
両社は、2008年12月にプロトン社における新型車両の開発・生産に関する契約を締結し、現在プロトン社は、三菱自動車の車両をベースとした4ドアセダン「インスピラ」をライセンス契約によって生産している。
今後協議が進められる新規案件は、両社にさらなるWin-Win関係をもたらすことが期待されている。これらの協業プロジェクトを通じて、三菱自動車はアセアン市場における事業展開の拡大を目指す。またプロトン社は、その商品ラインナップの拡充並びに生産設備の有効活用を目指す。
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