ヤマハ、ベトナム向け現地製スクーター「Nozza(ノザ)」を発売

2011年9月14日 16:21

印刷

「Nozza」(2012年ベトナム向けモデル)(写真提供:ヤマハ発動機)

「Nozza」(2012年ベトナム向けモデル)(写真提供:ヤマハ発動機)[写真拡大]

 ヤマハ発動機は14日、ベトナム向け現地製スクーター「Nozza(ノザ)」を、ベトナムの現地工場(Yamaha Motor Vietnam Co., Ltd.)で生産し、2011年秋からベトナムで発売すると発表した。

 「Nozza」は、若い世代の女性を中心とした顧客ニーズに応えて、「スタイリッシュ・ハンディ&コンファタブル」を具現化した、同市場向けに専用開発した初めての12インチ小径ホイールのオートマチック(AT)車。「アセアン二輪車における商品力・収益力向上」という同社の成長戦略の取組みの一環で、YMJET-FIを採用し、燃費性能に優れた115ccの空冷4ストロークエンジンを搭載した。

 同社によると、ベトナム二輪市場は、約300万台規模の年間需要(同社調べ/2010年実績)があり、この中でAT車は約100万台規模。経済成長を背景に2011~12年ともに都市部を中心にAT車を主体とした総需要の伸長が予測されている。

 「『Nozza』はこのAT市場の牽引役である女性のお客様をターゲットに、企画・開発したモデル」と同社はコメントしている。

関連記事