ホンダ、欧州向け新型「シビック(5ドア)」をフランクフルトで発表

2011年9月13日 18:51

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ホンダの新型「シビック(5ドア)」外観(写真提供:ホンダ)

ホンダの新型「シビック(5ドア)」外観(写真提供:ホンダ)[写真拡大]

  • ホンダの新型「シビック(5ドア)」内装(写真提供:ホンダ)

 ホンダは13日、フランクフルトモーターショーにおいて、2012年初頭から欧州で発売を予定している新型「シビック(5ドア)」を発表したことを明らかにした。

 新型「シビック(5ドア)」は、走行性能やハンドリングを大幅に向上させるとともに、上質な乗り心地と低燃費を実現した欧州専用モデル。優れた空力性能や静粛性の実現のために、飛行機の機体形状の一種であるブレンデッドウィングボディに着想を得て、バンパーやフェンダーのラインが一体的にボディと融合したデザインとした。

 新型「シビック(5ドア)」は、出力を向上しつつ空力効率を高め、MT車全タイプにアイドリングストップ機能を標準装備することなどにより、従来モデル比で、1.8Lガソリン車は約10%、2.2Lディーゼル車は約20%の燃費向上を実現している。

 英国の「ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド」で、今年11月から生産を開始し、販売台数は欧州全域で年間約10万台を計画している。

 また、13日に行われたプレス発表会で、Honda代表取締役社長の伊東孝紳氏は、「欧州地域において、2012年末にはこの新型シビック5ドアに、さらに小型のディーゼルエンジンを搭載したモデルを追加する。これ以降、欧州で発売される全モデルのエンジンを刷新し、より一層のCO2排出量の削減を目指していく」と発表した。

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