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電波天文衛星ASTRO-G、プロジェクト中止へ
記事提供元:スラド
ultra_hawk_1 曰く、
科学衛星「はるか」(MUSES-B)で行われていた、スペースVLBI(超長基線電波干渉法)による観測(VSOP計画)の後継となるVSOP-2計画のための科学衛星ASTRO-Gについて、8/24に行われた宇宙開発委員会でJAXAからの報告があった。
技術試験衛星きく8号のアンテナをもとにした大型展開アンテナに問題があり、サイエンス側から要請されている鏡面精度が達成出来ないとの事。このため、JAXAから宇宙開発委員会に対して、「プロジェクトの中止案について評価」の依頼があった。JAXAが中止を申し入れてきたため、ASTRO-Gの中止はほぼ確実となる。
今回のプロジェクトの検証(なぜ開発途中でアンテナの精度問題が顕在化したのか、等)をちゃんとして欲しいと思う。また、新たなVSOP計画(と衛星)が実現する事を期待したい。
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