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【銘柄診断】トリドールは年初来高値更新、連続最高純益が分割権利取りを加速し7連騰
トリドール <3397> は17日、5700円高の15万6400円まで上げて5100円高の15万5800円と7営業日続伸し、16日ザラ場につけた年初来高値15万5500円を更新した。
今年9月末割り当てで実施する株式分割(1対200)の権利取りが続いており、今3月期業績を連続して過去最高更新と予想していることがフォローの材料となっており、とくに8月1日発表の第1四半期(1Q)決算が、高利益進捗率を示したことが加速要因となった。
1Q業績は、連結決算として初開示となるため前年同期対比はないが、経常利益は16億4400万円、純利益は8億2300万円と期初予想の第2四半期累計業績に対して62~70%の高利益進捗率を示した。
セルフうどん業態の外食店「丸亀製麺」のロードサイド店30店舗、ショッピングセンター内4店舗を新規出店し、全国規模で販売促進を実施し、新規顧客の取り込みやリピーターを確保したことが要因となった。
3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、22億8000万円(前期比12%増)と連続過去最高更新を見込んでいる。
株価は、5月の株式分割発表で10万円台を回復し、1Q好決算発表で15万円台に乗せたが、PERは13倍台となお割安である。分割権利取りと値幅取りの両建て投資妙味を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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