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【銘柄診断】日本エンタープライズは小幅増益見通しでスタートも増額に期待
■目先アク抜け相場に発展へ
日本エンタープライズ <4829> はここへ来て震災後のもみ合いゾーンの下限を瞬間的に下にブレークしたが、そこから短期で引き戻しに転じ、下げが戻りに弾みを加えるリズムになりそう。
7月8日に発表された決算は前2011年5月期が営業利益2億6600万円(前々期比76.9%増)と大幅増益を確保。今2012年5月期も営業利益2億8000万円と前期比4.9%増の連続増益が見込まれている。この4.9%増という小幅増益見通しが市場の先高感を打ち消してしまう結果になってしまったようだ。
スマートフォンの市場急拡大を背景にソーシャルアプリなどの市場が大幅に伸びており、独自製作の「着うた」をはじめ、メール、ゲーム分野でも新たなアプリの開発・投入を積極化。今12月期の売上げは28億3000万円と19.4%増が見込まれている。
売上げの大幅増に比べ利益の伸びはいかにも小さく、慎重な利益見通しについて増額修正の余地がうかがえる。スマートフォンの急拡大が予想される中、今後の成長にも期待が大きい。目先アク抜け相場に発展して行くパターンが有力だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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