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【銘柄診断】堀場製作所は通期業績増額・増配も米国株暴落で急続落
堀場製作所 <6856> は5日、192円安の2304円まで売られ75円安の2421円と4日続落した。同社株は、4日に今12月期第2四半期(2Q)累計の連結営業利益が、前年同期比5割増の70億円に上ぶれると観測報道されたが、前日大引け後にその2Q決算とともに、12月通期業績の上方修正を発表して観測報道を上回り、期末配当の増配も同時発表したが、NYダウ512ドル安の米国株暴落を受け利益確定売りが先行した。
12月通期業績は、期初予想より売り上げを20億円、営業利益、経常利益を各10億円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、純利益は、85億円(前期比7%増)と連続増益率を伸ばす。
半導体システム機器は、5月予想値を下回るものの、自動車用計測システム機器が、売り上げで5億円、営業利益で2億円上ぶれ、環境・プロセスシステム機器も、東日本大震災・原発事故後に環境放射線測定器の販売増などから同じく18億円、7億円上ぶれることなどが要因となった。
期末配当は、期初予想の13円を21円に引き上げ、年間30円(前期実績17円)に増配する。
株価は、7月22日に2Q単独業績を上方修正して年初来高値2749円をつけ、前日の2Q業績観測報道でも一時41円高したが大引けにかけマイナスとなった。下値からPER11倍台の割安に再挑戦する展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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