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【銘柄診断】細田工務店は値固めしながら増額期待へのタイミングを探る展開へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
細田工務店 <1906> はもみ合い場面を継続中。4月19日に商いを伴いながら年初来高値158円まで突き進むいきなりの急騰を演じたが、以後はその売り物が先行している流れだ。下値を売ろうというムードはなく、着実に売り物を吸収しながら次の展開を待つといったニュアンスだ。
今2012年3月期は営業利益6億9000万円と前期比2.2%の減益が想定されている。ただ、前2011年3月期が計画未達で営業利益が前々期比24.4%減となるなど、比較の水準が引き下げられたため、売り物を引き出しているようだ。雇用・所得環境の伸び悩みなどにより、住宅需要の本格的な回復が難しいことが業績伸び悩みの要因。
もっとも、会社側では市場の不透明感に加え、東日本大震災による日本経済全般への影響を勘案し、戸建分譲住宅の販売価格を保守的に見積もったとしているだけに、今回の数字をたたき台にどれだけ上乗せできるかということに焦点が合わされそう。値固めを続けながら、出直りのタイミングを模索する動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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