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【銘柄診断】資生堂は悪材料を吸収、今3月期後半からの回復を織り込む相場へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
資生堂 <4911> は5月10日に1320円の年初来安値を示現するなど、震災後も低迷が続いていたが、そこをボトムに出直り波動を鮮明にしてきている。
結果的になべ底型の底入れと、力強い出直りパターンにつながっている。前2011年3月期の11.7%の営業減益に続き今2012年3月期も営業利益400億円と前3月期比10%の連続減益が見込まれる厳しい状況を時間をかけながら織り込んできた。
国内化粧品事業の販売環境が引き続き難しい状況にあるほか、海外でも競争が激化。利益面では、事業基盤の強化などを目的に、マーケティング費用を国内外で大幅に積み増すために減益を余儀なくされるもの。
ただ、営業利益は前半の180億円に対し後半は220億円へ急回復する見通し。海外での成長持続と、国内販売の底入れが想定される来2013年3月期は大幅増益確保が有力で、株価もそうした前向きな評価へ波動が転換しつつある。このまま上昇トレンド入りの可能性が強くなってききている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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