マツダ、新型「マツダ デミオ」を発売 30.0km/Lの低燃費を実現

2011年6月30日 19:24

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マツダ デミオ「13-SKYACTIV」(オプション装着車)

マツダ デミオ「13-SKYACTIV」(オプション装着車)[写真拡大]

 マツダは30日、コンパクトカー「マツダ デミオ」をマイナーチェンジし、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系およびマツダオートザム系販売店を通じて、同日から販売を開始すると発表した。車両本体価格は114万9,000円~162万1,750円(税込み)。月間販売台数6,000台を計画する。

 今回のマイナーチェンジでは、マツダらしく「走りの楽しさ」を進化させるとともに、内外装のデザインの変更による質感の向上や安全装備の充実を実現した。さらに、ガソリン1リットルで30.0km(10・15モード燃費)、25.0km(JC08モード燃費)のクラストップの低燃費を実現する新グレード「13-SKYACTIV(スカイアクティブ)」を追加した。

 新型「デミオ」では、ボディの局部剛性の強化やサスペンションのチューニングなどにより、すぐれたハンドリングや高速走行時の安定性、快適な乗り心地を実現。また、マツダ共通デザインの新しいファミリーフェイスの採用やシート生地の変更など、内外装のデザインを見直し、質感を高めた。全装備では、新たに後席中央席ELR3点式シートベルトとヘッドレストを設定した。

 新グレード「13-SKYACTIV」では、新開発の直噴1.3Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3(スカイアクティブ ジー 1.3)」や、「デミオ」初採用となるマツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を搭載し、クラストップの低燃費を実現。また、エンジン音質の改善や遮音ガラスによる走行中の風騒音の低減に加え、ボディ上下の気流を整えることで、中高速域での伸び感のある「上質な走り」を実現している。

 さらに、新機能「インテリジェント・ドライブ・マスター(i-DM)」を採用し、エコ&ファン・トゥ・ドライブをサポートしている。

 「13-SKYACTIV」は、「i-stop」、「i-DM」、「DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム:横滑り防止機構)&TCS(トラクションコントロールシステム)」および専用の14インチアルミホイールなどを標準装備している。価格は140万円(税込み)からと、購入しやすい価格に設定している。

 なお、「13-SKYACTIV」は、新型「デミオ」の中心グレードとして、販売構成比60%を計画している。

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