5月玄米取引価格 前年同月比11%安に

2011年6月28日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 農林水産省は平成22年産米の5月時点での相対取引価格を27日、発表した。これは主食用1等玄米60キログラムあたりの取引価格(運賃や包装代、消費税などを含む)を月毎に調査しているもので、農水省では「産地銘柄ごとにバラツキはあるものの、全銘柄平均価格は1万2807円と前月と同額での取引になっている」としている。

 前年同月に比べると、11%の安値での取引になっている。特に栃木産コシヒカリは1万2290円と前年同月が1万4082円での取引だっただけに13%安、山形産も1万1822円と前年同月(1万4202円)に比べ17%安となり、岩手産、宮城産、青森産、福岡産も10%以上の安値取引になっていた。

 一方で、新潟産コシヒカリのように1万6195円と前年同月(1万6086円)より値を上げているものもあった。
(編集担当:福角忠夫)

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