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【銘柄診断】日本ライフラインは高齢化社会到来で見通し良好、株価も割安顕著
日本ライフライン <7575> は4月28日に発表した今2012年3月期の大幅増益予想を受け、5月6日に630円の年初来高値まで一気に駆け上がった。その後は利食い売りが先行する展開となっているが、それでも震災以前の高値水準で着実に売り物を吸収しており、目先筋が降りた後は再び新展開にチャレンジする動きが見られそう。
今3月期は医療機器の保険償還価格の改定が行われないため、販売数量の増加がダイレクトに収益に反映されることで、売上げ240億円(前期比7%増)、営業利益14億5400万円(同49%増)の増収益が見込まれている。高齢化の進展や食生活の欧米化等の要因から、同社の得意とする循環器疾患が増加傾向にある。
今後もこの基調に大きな変化は無く、医療機器市場は拡大していくと予想される。ただ、国の医療財政が逼迫するなかで、医療費抑制を目的として医療機器の公定価格である保険償還価格が2年に一度改定されているため、自社開発品の強化、中国市場への進出などにより持続的な成長を図っていく方針だ。
配当利回り4.4%、PBR0.4倍と投資指標は割安感が目立ち、下値不安は乏しい。割安訂正高相場入りは時間の問題と思われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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