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【銘柄診断】星光PMCは中国での展開を積極化、業績は新たな展開期入りへ
■上離れ相場への転換に期待
星光PMC <4963> は震災後もみ合い場面を継続していたが、ここへきてふわりと浮上、上離れ相場への転換に期待が高まる動きに転じてきた。
前2011年3月期は営業利益が16億4100万円と前々期比8%減益にとどまり、今期も営業利益14億6000万円と前3月期比11%の連続減益が見込まれている。株価のもたつきもやむを得ないかに見えるが、決してそんなことはない。成熟産業と言われる製紙産業だが、「カラー印刷の増加に対応した新聞用紙」、「本に高級感を与える嵩高紙」や「柔らかい肌触りのティッシュペーパー」など、紙の質的なイノベーションは着実に進んでいる。
記録材料用樹脂についても、プリンタ・複写機の進化に対応する製品が求められている。さらに同社が展開を積極化している中国の紙生産量は高成長を続け、世界ナンバーワンの座に達し、今後の収益押し上げの強力なエンジンになりそう。中国では古紙の再利用も増加しており、日本で培った先進的な製紙用薬品のノウハウの提供により、今後とも高い成長が見込まれる。業績が成長期を迎える期待は十分だろう。株価も割安だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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