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【銘柄診断】東洋建設は目先調整を完了、今期の受注大幅増で業績増額が有力に
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■値幅整理は完了のパターン
東洋建設 <1890> は人気盛り返しの様相を強めつつある。復興関連人気に乗り3月25日に122円の高値をつけたが、その後は他の震災関連株同様に低迷が続いていた。しかし、5月26日の安値78円までチャートは3段下げ完了のパターンで底入れを示唆する動きとなっている。しかも、高値から安値まで短期で37%の強烈な下げを演じ、値幅整理も完了のパターンだ。
港湾建設を中心とした海洋土木工事の請負が主体のマリン・コンストラクター(略称マリコン)の大手である同社にとって復旧・復興関連工事として、防波堤の改修・新設、港湾の浚渫、原子力発電所の改修工事等が期待され、環境は追い風の度合いを強めつつある。
今2012年3月期については営業利益27億円と前2011年3月期に比べ35.9%の減益見通しでスタートしている。ただ、今期の受注高は1150億円と前3月期の852億5700万円から急増する見込みにある。今3月期の増額修正、来期の業績続伸のシナリオが説得力を持ち始めている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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