【銘柄診断】ミロク情報サービスはワンストップサービスの提供で持続的増益へ

　　ミロク情報サービス <9928> はもみ合い場面を継続中。震災後の３月２５日に２５５円と２月２２日の年初来高値２６０円に肉薄したが、戻り売りに押し返され、そこからはやや調整色の強い足取りで推移していた。

　　ただ５月１２日に前２０１１年３月期の営業利益１５億６００万円（前々期比２９％増と）、今２０１２年３月期が同１６億５０００万円（前期比１０％増）という好調見通しが公表され、そこからは戻り足を鮮明にしている。

　　同社は財務会計ソフトを主力とするシステム開発企業。これまでは業務用パッケージソフトウェア（経営・財務・税務・販売・給与・人事など）の開発・販売を中心に展開してきたが、昨年からハードウェア・ネットワーク保守サービスの自営化（自社でサービスを提供する）を段階的に推進している。

　　これにより、導入支援サービスから保守サポートサービスまでワンストップサービスを提供できる事業体制が整ったことになり、継続的な業績の向上が期待できる体質に転換してきている。株価も新たな波動入りが期待できる状況に変わってきたと見ていい。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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