【銘柄診断】東芝テックは組織変更で収益力アップを狙う、株価は割安水準に到達

2011年6月15日 18:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  東芝テック <6588> は東日本大震災後の安値から不十分な戻りにとどまり、もみ合い場面を続けている。前2011年3月期の業績は営業利益が前々期比44%増の140億円と大幅増益を達成。

  今2012年3月期も営業利益は150億円と前期比7%増が想定されており、業績は好調。それが株価上昇に結びつかないのは、株価が先行して買い上げられ、材料出尽くし感が働いたことによるもの。

  今3月期からドキュメントソリューション事業と海外POS&AIプリンタ事業を統合し、新たに海外担当のグローバルソリューション事業として組織替えを行い、新商品の開発・投入や新興国事業を強化する方針。収益力アップに直結するものと期待されている。

  株価のもたつきを見てかここへきて信用売り残が増加に転じ、直近の取り組みは売り33万株、買い26万株と株不足状態となってきただけに上昇相場へ向けての態勢が着々と整いつつある。PBR0.7倍と株価は割安水準にまで下げてきただけに、機を見て反転相場入りの可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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