関連記事
【銘柄診断】ラオックスは今期減額修正で11期連続営業損失、浮上へは材料難
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ラオックス <8202> は震災後低調続きだが、遡ると中国企業の買収を手掛かりとした思惑人気に人気が沸騰した2009年7月2日の454円を高値に、長い継続的な下降トレンドの途上にある。中国の家電量販店大手、蘇寧電器グループの傘下に入ったが業績の立ち直りが見られないことが要因。
東日本大震災及びその後の原発事故により、中国を中心に訪日観光客が激減し、海外からの観光客を主な顧客とする同社にとって大きなダメージとなっている。このため、今2011年12月期の業績について営業利益は従来の3億3500万円の黒字見通しから9億9000万円の赤字(前期から決算期変更)へ大幅な下方修正を余儀なくされた。
海外からの観光客の回復には時間がかるかものと見られている。これで11期連続の営業損失と、黒字転換の見通しが立たない状況だ。1株当たり利益はマイナスで無配の継続、PBRは2.7倍と株価には割高感が強い。低調相場脱出へ向けては材料難の感触だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・◎日刊株式投資情報新聞(無料)見本・登録=株式投資専門のメールマガジン(2011/06/11)
・「投資のタイミング」重視!犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐメルマガ配信中(2011/06/11)
・LED照明関連銘柄特集(3)=主要各社は拡販戦略でLED照明事業拡大へ(2011/05/03)
・電子書籍関連銘柄特集(2)=電子書籍本格普及へのカギは?(2011/05/10)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク