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【銘柄診断】シチズンホールディングスは為替80円前提と慎重予想でスタート
記事提供元:日本インタビュ新聞社
シチズンホールディングス <7762> は震災後の安値3月17日の390円に対応する二番底探りの低調な展開となっている。
前2011年3月期は営業利益167億円と前々期比131%の大幅増益を達成したものの、今2012年3月期は営業利益が150億円と前期比10%減へダウン、業績回復が頓挫する見通しにあることがマイナス視されているようだ。
ただ、予想為替レートが1ドル=80円、1ユーロ=115円が前提となっているだけに、基本的には現在の見通しを最低ラインにどの程度の上乗せができるかということだろう。今3月期はおおむね売上げが若干減少の見通しだが、その中でNC自動旋盤は海外の好調で大幅に伸びる見通し。
また、節電の視点から現在売上げが大幅に伸びているLEDなどのデバイス事業も増収確保の公算が大きい。会社側の見通しをベースにすると必ずしも割安感はないが、今後の増額修正期待を踏まえて株価は持ち直しの方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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