【銘柄診断】ひらまつは月次業績の順調推移を追撃材料に5連騰

2011年5月20日 18:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ひらまつ <2764> は20日、3000円高の10万800円まで上げて、2月17日につけた1部指定替え後高値10万8000円を射程圏に捉え、終値は800円高の9万8600円と続伸した。

  前日19日大引け後に発表した今年4月の月次業績の順調推移を追撃材料に割安ディフェンシブ株買いが増勢となっている。

  同社は、今年5月13日の今9月期第2四半期(2Q)決算開示時に、今期業績の小幅下方修正と自己株式取得の好悪両材料を発表、株価は、自己株式取得をポジティブに評価して連騰した。

  4月月次業績は、単月の総売上高が予想の8億3300万円をクリアし、営業利益が予想の1億300万円を上回る1億500万円となり、今期に入っての7カ月累計でも総売上高は予想の60億3100万円を達成し、営業利益は予想を0.2%上回る8億8100万円とプラスを続けた。

  株価は、昨年9月の東証1部指定替えとともに実施した新株式発行(発行価格9万6127円)を嫌ってつけた8万円安値から好業績評価で指定替え後高値まで上昇、東日本大震災で同安値6万9000円まで急落したが、月次業績の順調推移と自己株式取得で震災前水準にキャッチアップした。なおPER9倍台の割安修正が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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