【銘柄診断】上組は目先底を打つ、カラ売りの買戻しに乗り反転相場入り目指す

2011年5月18日 18:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  上組 <9364> は戻り待ちの売り圧力が強く、なかなか上値志向を鮮明にすることができない状況だ。業績は順調に推移している。

  国内需要の緩やかな回復に伴い荷動きが活発化、港湾貨物を中心に製鉄原料、飼料、コンテナなど国内物流事業部門の作業収入が好調。国際物流事業部門も製鉄製品を中心とした国際複合一貫輸送貨物の取扱いが増加した。

  そのため前2011年3月期は売上げ2195億円(前々期比13%増)、営業利益216億円(同15%増)を達成した。そうした流れを受け継ぐ今2012年3月期も売上げ2300億円(前期比5%増)、営業利益232億円(同7%増)と連続増収益が見込まれている。

  戻り待ちの売り物に圧迫されている展開から先安を読むカラ売りが増加、日証金では連日逆日歩が発生するなど需給は、タイトさを増しつつある。目先底打ち機運を強めてきたここから反転相場入りが有力な状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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