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米政府、NASA が中国と協力することを禁じる
記事提供元:スラド
eggy 曰く、
米国連邦政府の一時閉鎖を回避するべく、経費の大幅削減を目指した米国議会が承認した予算案には、中国と共同で科学技術活動を行うことを禁じる条項が盛り込まれていたとのこと (本家 /. 記事、Discovery News の記事より) 。
NASA 及び OSTP (科学技術計画局) が中国及び中国企業と科学技術の分野で協力すること、また NASA が中国高官を接待することを一切禁じる条項が含まれることとなった背景に、中国からのサイバー攻撃の脅威と激化が報じられている諜報活動の疑惑があるという。本条項の導入を提案した米国下院の Frank Wolf 氏は、2006 年に同氏のオフィスのコンピュータがハッキングされ、後に中国からの攻撃であったことが FBI の調査で明らかになったこともある。
本家 /. では、「米国が中国を次のスーパーパワーに育てた。中国は米国の研究を盗む必要はもはやない」「中国との共同研究をやめたとしても、中国はみずから研究と技術革新を行う方向にシフトしていく力がある」など、中国の力を認めるコメントが多いのが興味深い。
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