アトラスVロケット、早期警戒衛星「SBIRS GEO-1」を打上げ

2011年5月9日 14:00

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記事提供元:sorae.jp

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 米空軍とユナイテッド・ローンチ・アライアンス社(ULA)はアメリカ東部夏時間5月7日14時10分(日本時間5月8日3時10分)、米空軍の早期警戒衛星「SBIRS GEO-1」を載せたアトラスロケット(アトラスV)を、ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約43分後、「SBIRS GEO-1」が所定な静止トランスファ軌道に投入され、打ち上げが成功した。

 「ULAは100%の打ち上げ成功を続けています。今回の重要なミッションは全てのミッションにおいて、ULAチームが顧客のために最善を尽くしている証拠です」

 今回の打ち上げ成功について、ULA社のマイケル・ガス(Michael Gass)社長はこのように述べた。

 「SBIRS(宇宙配備赤外線システム)」は米空軍が進めている早期警戒衛星システムで、静止軌道に4基、長楕円軌道に2基の衛星を配置し、既存のDSP衛星と置き換える。ロッキード・マーチン社が開発・製造を担当し、これまで2基の衛星が打ち上げられているが、静止軌道への投入は今回が初めて。

 ■United Launch Alliance Marks 50th Successful Launch by Delivering the SBIRS Satellite to Orbit for the U.S. Air Force
http://www.ulalaunch.com/site/pages/News.shtml#/70/

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