【銘柄診断】ポイントは4月月次売上高がプラス転換も利益確定売りで急反落

2011年5月6日 17:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

★下値では強弱感の拮抗が続こう

  ポイント <2685> は6日、105円安の3625円と急反落した。連休中の2日大引け後に今年4月の月次売上高を発表、前年同月や前月の今年3月のマイナスから大幅プラス転換したが、全般相場が、米国株続落で急反落していることが響き反応が薄く、利益確定売りが先行している。

  4月月次売上高は、既存店が前年同月より7.4%増となり、前年同月の4.1%減、今年3月の21.4%減からプラス転換し、これに新規出店した18店舗を加えた全店ペースでも21.4%増と大きく伸び、今年3月の8.8%減からの急回復を鮮明化した。西日本を中心に気温の低い日が多かったものの、春物の販売が好調に推移したことが寄与した。

  なお、東日本大震災の影響で同社店舗は2店舗が営業を休止しており、この休業2店舗を除外して既存店売上高を算出している。

  株価は、大震災発生で年初来安値2801円と売られ、今年4月4日の2月期決算発表では、今期業績を大震災の影響で算定困難として未定と予想したものの、前期業績が昨年9月の下方修正値を上ぶれて着地したことから悪材料出尽くしとして底上げ加速となった。実績PERは10倍台と割り負け、取組倍率1倍台の信用好需給も底流しているだけに、下値では強弱感の拮抗が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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