米空軍極秘X-37Bの2号機、明日打ち上げ

2011年3月4日 11:00

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記事提供元:sorae.jp

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 Spaceflight Nowによると、米空軍のX-37B軌道試験2号機(OTV-2)を載せたアトラスVロケットがケープカナベラル空軍基地の41発射台に運ばれ、打ち上げの準備が整ったようだ。

 米空軍の発表によると、カウントダウンはアメリカ東部標準時間3月4日朝(日本時間同日夜)に始まる予定となっており、アメリカ東部標準時間3月4日15時39分(日本時間3月5日5時39分)以降に打ち上げられる予定だという。ただ、打ち上げ可能期間や正確な打ち上げ時刻は発表されていない。

 X-37Bは宇宙空間から無人で帰還できる宇宙船。長さ約9メートル、翼幅約4.5メートル、重さ約5000キロで、スペースシャトル(オービター)と比較すると、大きさは4分の1程度しかない。

 米空軍は昨年4月X-37B軌道試験1号機(OTV-1)を打ち上げ、軌道上で約8ヶ月間にわたって試験を行い、昨年12月に帰還させたが、その目的について発表していない。2号機の目的や役割についても明かにされておらず、米空軍は「実験を行うため」のみを発表している。

 ■Second X-37 space plane readied for launch
http://www.spaceflightnow.com/atlas/av026/preflight/

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