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【銘柄診断】東武は安値更新、大量の新株式発行・株式売り出しで希薄化懸念
東武鉄道 <9001> は24日、71円安の384円まで売られ、終値は55円安の400円と変わらずを含めて4日続落し、昨年11月につけた昨年来安値446円を大きく下抜いた。東証1部値下がり率ランキングでは、第2位となった。23日大引け後に発表した新株式発行・株式売り出しの合計株式数が、発行済み株式総数の25%に達するとして希薄化懸念を強めて売り増勢となった。
新株式発行・株式売り出しは、「東京スカイツリー」を核にした墨田・台東エリアでの大規模複合開発プロジェクトの大型投資に備え、東京スカイツリーの建設工事資金の調達と財務体質向上のための資本強化を目的に実施する。1億9000万株の新株式発行とオーバーアロットメントによる2850万株の株式売り出しを3月14日から16日までのいずれかの日を払い込み期日として実施し、手取り概算約932億円の資金を調達する。
株価は、昨年9月の今3月期業績の上方修正や10月の第2四半期累計業績の再上方修正、さらに東京スカイツリーの建設進行にも反応は限定的で昨年来安値446円まで下げ、下値固めが続いた。再度の下値確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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