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【銘柄診断】巴工業は今期利益上方修正に期待強まる、投資指標は割安を示唆
巴工業 <6309> は年初の1130円を目先底値に2月9日には1489円と昨年来高値にまで一気にダッシュし、現在はその調整局面を迎えている。
昨年12月10日に発表された2010年10月期こそ経常利益21億7300万円と前々期比37%増益を達成したが、今2011年10月期について営業利益22億7000万円と前期比5%増の慎重な見通しを提示したことでその後は人気が後退した。
しかし、機械製造販売事業では油井および化学工業向けの機械案件や太陽電池製造工程向けの装置案件を積み上げ、また化学工業製品販売事業も化成品分野の新商材や合成樹脂分野の輸入材などの売上げ増で、今期の売上げは430億円と前期比11%増を達成できる見通し。利益の源泉である売上げの順調な増加から利益の上乗せを見込む声が強くなり、次第に見直し人気が高まってきている。
アナリスト筋も同社を取り巻く好環境を踏まえ、今期の利益増額、来期の連続増益を想定する向きが多い。利益成長が続く中でのPER9倍台、それにPBRも0,8倍と株価指標はさらなる株価上昇を示唆しているようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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