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【銘柄診断】加賀電子今期第3四半期の進捗率は97%、再増額の可能性が強い
記事提供元:日本インタビュ新聞社
加賀電子 <8154> の今2011年3月期第3四半期累計決算は売上高が前年同期比1%増の1775億円、営業利益が同3.6倍の32億円となった。主力の電子部品事業の売上げが同27%増となり全体を牽引した。
薄型テレビなどのデジタル家電、パソコン向けの半導体や電子部品が順調に推移したほか、LED照明用電子部品も売上げを伸ばした。ソフトウェア事業も第1四半期に子会社化した会社が寄与して好調。
当期の好調を踏まえ、通期業績について売上高2300億円(同4%減)の見通しは据え置いたが、営業利益を従来の29億円から33億円(前期比2.1倍)に引き上げた。もっとも営業利益は第3四半期の進捗率が97%に達しているだけに、慎重に見ているとは言え最終的な上振れは必至と思われる。
中国向け電子部品の好調持続から来2012年3月期も営業利益はかなりの増益が想定される。配当利回り2.8%が株価を下支えする一方、PBR0.6倍台という割安さが持続的上昇の原動力になりそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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