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【銘柄診断】オーネックスは業績上方修正・増配も利益確定売りかさみ急反落
★減益転換率を縮小
オーネックス <5987> は15日、5円安の170円と4営業日ぶりに急反落した。14日大引け後に今6月期第2四半期(2Q)決算の開示とともに、6月通期業績の上方修正と期末配当の増配を発表したが、14日ザラ場に昨年来高値179円まで買い進まれていただけに利益確定売りが増勢となっている。
6月通期業績は、期初予想より売り上げを5億円、経常利益を3億円、純利益を1億円それぞれ引き上げ、純利益は、3億2000万円(前期比17%減)と減益転換率を縮小する。
2Q業績が、金属熱処理事業で自動車、建設機械、工作機械業界向けに熱処理受注が増加し、生産性の向上、原価低減も加わり、今年2月7日の再上方修正通りにV字回復して着地しており、下期も熱処理受注が順調に推移するとして通期業績を上方修正した。
期末配当は、前期実績・期初予想の2円を3円に増配する。
株価は、昨年10月の昨年来安値87円から11月の2Q業績の上方修正をテコに底上げ、今年2月の2Q業績再増額で昨年来高値まで倍化した。下値から低位値ごろ株思惑を再燃させPER9倍台、PBR0.6倍の割安修正に再トライする展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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