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【銘柄診断】住友ゴムは業績再上方修正に期末増配が加わり急反発
★割安修正で高値抜けから一段高に
住友ゴム工業 <5110> は10日、17円高の882円と3日ぶりに急反発した。9日大引け後に昨年8月に続き2010年12月期業績の再上方修正と期末配当の増配を発表、割安株買いが再燃している。
12月期業績は、8月増額値より売り上げを40億円、経常利益を100億円、純利益を70億円それぞれ引き上げ、純利益は、210億円(前期比2.3倍)と連続増益率を拡大する。
売り上げは、国内で降雪により冬用タイヤの販売が堅調に推移し海外需要も拡大して上ぶれ、利益は、この増収効果に売り上げ構成比の好転、グループ全体のコストダウン推進が上乗せとなって再上方修正につながった。
期末配当は、期初予想の8円を12円に引き上げ、年間20円(前期実績18円)に増配する。
株価は、昨年5月の第2四半期(2Q)累計業績の1回目の上方修正で昨年来高値927円まで買い進まれたものの、その後の2Q業績の再増額、12月通期業績の増額には限定的な反応にとどまり、ここにきて天然ゴム価格の上昇で強弱感が対立、信用取組も売り長となっている。PER11倍台の割安修正で高値抜けから一段高に進もう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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