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HTV2号機の曝露パレットを「きぼう」から収納、結合ポートの変更は2月18日
Image credit: NASA[写真拡大]
宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)の曝露パレットに搭載されていたカーゴ輸送コンテナ( CTC)とフレックス・ホース・ロータリ・カプラ(FHRC)の移設作業が2月4日に行われ、2月7日には曝露パレットを補給キャリア非与圧部へと収納する作業が行われた。
曝露パレットは2月7日18時15分に「きぼう」日本実験棟のロボットアームで船外実験プラットフォームから取り外され、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(SSRMS)へと受け渡された後、2月7日23時57分に、見事にHTV2号機の補給キャリア非与圧部へと収納された。
これで曝露パレットの移設作業が全て終了し、今後、補給キャリア与圧部内の物資の搬出作業が続けられ、ISS内で使用済みとなった機材などの不要品を補給キャリア与圧部内に収容する作業が行われる。
また、HTV2号機の結合ポートの変更作業が2月18日に予定されている。HTV2号機は現在、「ハーモニー(Node 2:結合モジュール2)」の地球側ポート(Earth-facing port)と結合しているが、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-133)のドッキングポートを空けるため、2月18日に天頂側ポート(space-facing port)に移設される予定。ディスカバリーはアメリカ東部標準時間2月24日16時50分(日本時間2月25日6時50分)に、ケネディ宇宙センターから打ち上げられる予定となっている。
なお、HTV2号機は3月28日にISSから切り離され、3月29日に大気圏再突入を行う予定となっている。
写真=NASA。
■NASA - International Space Station
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/living/index.html
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