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【銘柄診断】旭化成は成長性にスポットが当たる、来期業績も増益継続が有力に
旭化成 <3407> が軽快な水準切り上げの動きを見せている。株価は既に2008年以来の水準に達しているが、まだ上昇打ち止めの気配は見られない。
同社は総合化学メーカーの一角に位置づけられるが、収益が踊り場となる総合化学メーカーが多い中、同社の成長性にスポットが当たっている。
今2011年3月期第3四半期累計決算は売上げが1兆1587億円と前年同期比13%を達成、営業利益も945億円と同2.3倍に達した。石油化学はアジアの需要好調に支えられ市況が高水準に推移、ポリマーも自動車や家電向けの需要回復が顕著だった。住宅ではヘーベルハウスが好調で、エレクトロニクス部門もスマートフォンをはじめとする携帯端末向けLSIが大幅に数量を伸ばしたことなどが好業績の要因。
通期見通しについても売上高こそ1兆6080億円から1兆6030億円(前期1兆4336億円)へ小幅減額したが、営業利益は逆に1150億円から1200億円(同576億円)へ増額修正した。住宅などの豊富な受注残から来期も増益継続は必至の状況だ。チャート的には2008年高値639円挑戦パターンだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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