HTV2号機、国際宇宙ステーションとの結合に成功

　1月22日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機（HTV2）は日本時間1月28日3時34分、国際宇宙ステーション（ISS）との結合に成功した。

　宇宙航空研究開発機構（JAXA）によると、HTV2号機の結合作業は1月27日23時頃に始まり、第26次長期滞在クルーのキャディ・コールマン（Cady Coleman ）宇宙飛行士とパオロ・ ネスポリ（Paolo Nespoli）宇宙飛行士が、HTV2号機を把持したロボットアーム（SSRMS）を再び動かした。

　HTV2号機は1月27日23時27分に「ハーモニー（Node 2：結合モジュール2）」に取り付けられ、1月28日0時45分に両モジュール間の共通結合機構（CBM）のボルトの締結が完了した。1月28日3時34分に電力・通信ラインの接続作業が完了し、HTV2号機とISSの結合に成功した。

　HTV2号機は1月22日にH-IIBロケット2号機によって打ち上げられ、2009年9月のHTV初号機に続き、2機連続成功となった。

　HTV2号機の補給キャリア与圧部のハッチは1月28日5時47分にオープンされ、第26次長期滞在クルーが入室し、物資の搬入作業も始まった。

　なお、今回のHTV2号機には食料、日常品、実験用品の他、勾配炉ラックやHTV補給ラック、カーゴ輸送コンテナなど、計5.3トンの補給物資が搭載されている。

　写真＝ＮＡＳＡ。

　■宇宙ステーション補給機（HTV） - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
http://iss.jaxa.jp/htv/

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