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【銘柄診断】大日本印刷はエレクトロニクス部門の成長を評価、高値にトライも
大日本印刷<7912>(東1)が出直り機運を強めている。生活・産業部門で薄型ディスプレイ用反射防止フィルムなどの産業資材関連が伸び、エレクトロニクス部門は生産能力を増強した液晶カラーフィルターの売り上げが増加、2011年3月期9月中間決算は営業利益が392臆円(前年同期256臆円)ときわめて好調な決算となった。[写真拡大]
大日本印刷 <7912> が出直り機運を強めている。生活・産業部門で薄型ディスプレイ用反射防止フィルムなどの産業資材関連が伸び、エレクトロニクス部門は生産能力を増強した液晶カラーフィルターの売り上げが増加、2011年3月期9月中間決算は営業利益が392臆円(前年同期256臆円)ときわめて好調な決算となった。
会社側は通期の見通しを据え置いたが、同社を取り巻く環境の良さから次第に増額修正の見方が強まり、それが株価に反映されつつある。リチウムイオン電池や太陽電池などの電極材料を密閉する高機能フィルムの生産能力を3倍に引き上げるほか、半導体の生産コストを従来の3分の1にできる回路原版の量産技術を開発するなど、エレクトロニクス分野の成長部門を取り込みつつあることが前向きに評価されている。
アナリスト筋は今期増額、来期続伸の強気な見方をする向きが多い。同社のような実力企業にとってPBR0.8倍はかなり割安感の強い水準といえる。昨年4月の年初来高値1368円挑戦の動きがありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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