ダイハツ、欧州での新車販売を終了-CO2規制強化などによる採算悪化で

2011年1月15日 09:46

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 ダイハツ工業は14日、2013年1月31日で欧州での新車販売を終了すると発表した。

 ダイハツは欧州10か国において新車を販売しているが、欧州の二酸化炭素(CO2)排出規制強化に対応するためのコスト増加やユーロ安・円高による採算悪化で事業持続が難しいと判断した。

 欧州での販売は、2007年に5万8,600台を販売して以来、減少しており、2010年には前年比47%減の1万9,300万台を販売した。

 なお、ダイハツは新車販売の終了後にも、部品供給を含めたアフターサービスを継続する方針である。

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